個は輝き、活き活きとしてくる

変化の時代には、男はだらしない。昔のやり方にしがみつく、男の弱さ。 

 

そういう男をしり目に、女は新しい生き方をどんどん実践していく。金銭から自由になるために、生活コストを下げる。それは、シェアする生活。 

 

独りでマンションに暮らすよりも、4人でシェアしあう。服をシェアし、食事も当番制にする。病気になっても仲間がいるので安心。お金がなくなっても、仲間がいるので甘えられる。夜はみんなで楽しく集い、悩みがあっても聞き手がいる。 

 

仲間と一緒に暮らし、みんなで助け合う生活が人間として極めて自然。 

 

安心して集えるプラットフォーム、ますます社会から求められてくる。 

 

 

個人の確立が重要視された時代は、仲間意識を失い、個々の生活はあまりにも隔絶されてしまった。お隣にお醤油を借りに行くような感覚はない。このストレスが実は大きかった。 

 

仲間とシェアして一緒に暮らすことによって、大不況、大恐慌にもびくともしない、自然で楽しく、面白い活き方を見出す、そして、個は輝き、活き活きとしてくる。 

 

 

「いらっしゃいよ、ここがあいているよ」と、男性を招き入れる。そんな感じで、新しい地球号は出発していく。 

 

貧しい芸術家が集うアパルトマンに、江戸時代の長屋に恋があり、笑いがあり、涙があり、人生があったように。