程よい距離感を保った横のつながり

私たちの生き方は、プライバシーと個人主義的な文脈の中で、より孤立的な方向性へと動いてきました。

 

親や友人という関係性は今も当然ありますが、それ以外の関係性については、ここ数十年希薄化の一途をたどっています。

 

特に、ゆるやかな横の関係性は、弱まっており、例えば古く懐かしいご近所さん付き合いなどは、明らかに希薄化しています。

 

しかし、ソーシャルメディアの発達は、バーチャルで緩やかな横のつながりを広げました。

そして、そこから朝活や読書会などリアルな関係性も生まれるようになってきました。

 

更には、共有経済という明らかな便益を伴った寛容なつながりも見え始め、そこには21世紀型のゆるやかな横のつながりが見え始めてきました。

 

つながりの例として、よく牧歌的に、昭和の農村が語られることがありますが、それだけでなく21世紀タイプのカルチャーを私たちが新たに作っていくべき時です。

 

ゆるやかなる横のつながりの再構築が今、着々と進んでいます。

 

 

*Social Design Newsから転載